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そろそろ川越にもシギチドリ

8月13日はそろそろシギチドリが来る頃と思って、川越市の東部、南古谷の水田に行ってきた
ここは内陸性のシギチドリが見られる所、でもカメラマンが多いので同じ市内でも普段は滅多に行かない
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途中立ち寄った伊佐沼では、カイツブリがまだ巣に就いていた、あの脚はどうやって折りたたまれているのだろう?
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現地に到着するとムナグロの約100羽ほどの群れが飛んできた
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ここの水田は住宅地に隣接しているので、非常に生活臭のある背景の絵が撮影できる
この絵だけ見たら、ちょっと沖縄的な風景
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ムナグロはその存在を独特の声で気づく事が多い、今回も遠くを飛ぶ群れをその声で見つけた
世界には、ムナグロ、ヨーロッパムナグロ、アメリカムナグロの近縁3種がいるのだけど識別は難しい
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地上に降りても。どうも落ち着きがなく、あたりを警戒している、そしてすぐに飛んでしまう
僕の経験では、ムナグロは春の渡りの時の方が警戒心が少ない、なぜだろう
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飛び去ってゆく群れ
ムナグロとダイゼンは姿は似ているけど、習性は大分違う、だから一緒にいる事は少ない
ダイゼンはほぼ海辺にしかいないので、僕は埼玉県内では一度も見たことがない
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チョウゲンボウの♂が降りていた
期待したシギチドリはムナグロとコチドリの2種しか見られなかった、1時間位いて退却
普段行かない場所は、同じ市内とはいえアウェー感があって落ち着けないものだ

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大磯に立ち寄ってアオバトを見る

8月12日は、妻の御朱印収集の運転手として寒川神社へ参拝
ついでに近くの大磯海岸に立ち寄ってきた
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駐車場に停車すると、すでにカメラマンの姿が見える、すぐ近くでほとんど歩く必要がない
ほどなくアオバトの群れが飛んできた
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この場所は何十年も前から有名だった、昔すぐ近くの相模川河口には頻繁に訪れていたのに来た事がなかった
相模川河口のシギチドリは今や幻となってしまったのだけど、アオバトの方は健在だ
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荒波のしぶきをかいくぐって岩場に着陸する、タイミングを間違えると波に呑まれてしまう
海水を飲みに来るのも命がけ、30kmも離れた丹沢の山から飛来しての難行苦行
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♂♀の違いは肩羽の色、♂はこの部分がはっきり赤い
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なぜ海水を飲むのかというと、ナトリウム補給のため、大抵の草食動物は体がカリウム過多になってしまう
そのバランスを保つためナトリウム豊富な海水を飲むのだと言われている

普通の草食の鳥や獣は土を食べて中和するのだけど、アオバトはもっと直接的な方法を取っている
アオバトは深山で繁殖するので、海から150km以上も離れた所にもいる、そんな地域の個体はどうしているのだろう
人間は塩分が無尽蔵に摂れるので、ナトリウム過多で高血圧に苦しんだりする、贅沢なものだ
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普通、鳥は水を飲む時、一旦口に含んでから上を向いて喉に流しこまないと水を飲むことが出来ない
ハト類は下を向いたまま、水を吸い上げて飲む事が出来るので、こういう場合には便利だ
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ハヤブサ幼鳥が現れ遠くを旋回している、隙あらばアオバトを襲おうと様子を見ている
ここに30人ほどアオバトを撮影している人がいるけど、ほとんど双眼鏡を持っていないので遠いハヤブサに気づかない
「アオバトしばらく来なくなったね」なんて話している、来るわけがない
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ウミネコ
この場所はアオバト以外はほとんど鳥がいない、ここを長年訪れなかったのはそのため
冬ならカモメや海ガモ、アビ、カイツブリ類なんかが期待できるのだろうけど、その季節アオバトはいない
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頭上を通過した一羽を撮ってみた、このアングルは三脚にレンズを据えている方々はお手上げ
僕が常々不思議に思うのは、大砲ならいざ知らず短いレンズを立派な三脚に据えて鳥を撮影している人が結構いる事
あれでは軽量レンズの持ち味の機動性がスポイルされてしまう
ほぼアオバトしかいないので、すぐに飽きてしまった、1時間ほどでここを後にして寒川へと向かった

久しぶりに小畔川から

久しぶりに地元小畔川の様子のリポート
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ノカンゾウ、6月25日小畔川
アイスランドに出かける前、最後に小畔川で撮影したもの
有名なニッコウキスゲと同じヘメロカリス属なので花や葉はそっくり、色の違いしか分からない
春の若葉は山菜として知られていて、酢味噌和え(ぬた)で食べるのが定番
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ガガイモ、8月4日小畔川、8月の河原はすっかり様変わりしていて、ガガイモが花盛り
これも春の若葉を通人は山菜として食べる、ただし根には毒があるので、要注意だ
日本神話ではこの実の殻を船にして、スクナビコナ神がやってきた事になっている
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セッカ、8月4日
河川標識の上にとまってくれた
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でも、ちょっと遠い上にひどい逆光だ
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飛ぶササゴイ、8/11
今年は、近所では繁殖しなかったので、あまり見る機会がなかったササゴイ
以前、我が家から50MTほどの樹上に営巣した事もあった
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スッポン、8/11
スッポンは小畔川水系には少数生息している、でも姿を見る事はまれだ
30㎝以上ある大物が日光浴をしていた、このサイズになると天敵はほぼいない
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コムクドリ、8/11
ムクドリの群れに小さいのが混じって飛んできた、とまった所を見ると予想通りコムクドリだった
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コムクドリは、小鳥としては春秋とも渡りが早い
春は常にツバメがトップなので、万年二位だけど、秋はたいていコムクドリが先陣を切る
(秋にたいていが付くのは思わぬ伏兵、例えばショウドウツバメなどが現れる事があるので)
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囀るホオジロ、8/11
ホオジロは秋にも囀る事が珍しくない
この個体は橋の近くのクワの木がソングポストになっていて、朝、橋を渡る時にいつも囀っている

アイスランドの野鳥、シロハヤブサ

この鳥を見るために、この極北の国にやってきた
出会いは突然やってきた、ミーバトン湖の宿を夕食を食べに出た時、でもカメラを持っていなかった
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翌朝、N先輩と僕は早速探しに出かけた、国道沿いを車で探すと牧柵にトビくらいの大きさ鳥の姿を認めた
二人同時に見つけて、車を路肩に停車、双眼鏡で確認する、ここに居てくださったか

長年の付き合い、阿吽の呼吸で一連の動作が無言でシンクロする、はるばる来た甲斐があった
大きい!ハヤブサと言うよりワシのようだ、近くでワキアカツグミがモビングをする、邪魔をするな
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雪山を背景に極北の大地に降りる、最高のシチュエーションだ
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後姿はやはりハヤブサ的だ、この至高の鳥を僕たち二人で独占する、人生に何度もない至福の時が流れる
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電柱にとまる、周りにすぐワキアカツグミとマキバタヒバリが集まってきて嫌がらせを始めた
この至近距離からでは、シロハヤブサが攻撃できない事をよく知っているのだ
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小鳥たちも繁殖期、それぞれテリトリーがあるはずだけど、共通の敵に対しては一時的に解消するようだ
それにしても大きさの差が半端ない、シロハヤブサがあたかも怪獣のようだ
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N先輩は何度もスカンジナビア半島最北端のラップランドを訪れていて、アイスランドで見られる鳥はすべて見ている
当然シロハヤブサも見ているのだけど、そこには暗色型しかいない
ガイドが繁殖地を知っていて、そこで見せるため遥か遠くからスコープで見る事しか出来ないそうだ
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車を微速前進させて、近づいてみた、凄い、凄すぎる、呼吸が乱れる、手が震える
まるでナショナルジオグラフィック誌の表紙のようだ、タイトルは極北のハヤブサで決まりかな
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睨まれた、すみません、これ以上は近づきません、車外にも出ません
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反対側を向いた、下面はほぼ白い、日本の図鑑では中間型に一番近い
堂々として威厳と風格を漂わせる、正にハヤブサの王者の貫禄十分、比類のない存在感は別格だ
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アップの画像、鼻孔突起、嘴縁突起が認められる、大きくてもハヤブサである条件を満たしている
ここまで見えてよいのか、この時間、この場所に僕が存在できる幸福感を言葉に言い表しようがない

この出会いの後は何の鳥を見ても、存在が霞んでしまって、記憶も定かではないくらい
飛びぬけた達成感の後の虚脱感の中、鳥を探すこともせず、この日は宿に戻って寝てしまった

今回のアイスランド二人旅、望外の目標達成で終える事ができた
長年の観察のご褒美として、鳥の神様がシロハヤブサを遣わしてくれたのに違いない

ーーーーーーーアイスランドシリーズ終了ーーーーーーーーー

アイスランドの野鳥13

アイスランドに小鳥はいない、と言うと語弊があるけど、そう感じるほど水鳥以外の鳥の種類数は少ない
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ワタリガラス
この国にはキツツキ、ハト、カラ類、ムシクイ、ヨシキリ、ヒバリ、ツバメ、スズメなどがいない
だから繁殖期真っ最中というのに、朝でも聞こえてくる囀りは決まった種だけで、この点はちょっと寂しい
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ワキアカツグミ
だからといって個体数が少ないわけではなくて、同じ種が信じられないほどの数がいる
ワキアカツグミがその代表で、とにかくどこに行ってもこの鳥であふれている
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ツグミよりやや小さい鳥、行動はツグミとそっくりだ
朝、歩いていると聞こえてくる囀りはほぼこの鳥だけと言っても過言でないほど
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ベニヒワ
ベニヒワの幼鳥の小群を見つけた
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ハクセキレイ
ヨーロッパでよく見るタイプのハクセキレイ、思ったほどの個体数はいない
日本と同じシロツメクサが咲いている、ここの物は自生なのかなあ
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ハクセキレイのヒナがなぜか一羽で道の脇にいた、人通りが途切れたらクロトウゾクカモメに襲われてしまうかも知れない
ここは鷹隼類が極端に少ないので、そのニッチにクロトウゾクカモメが入っている
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マキバタヒバリ
ワキアカツグミに次いで多いのがこの鳥、ビンズイのような囀り飛翔をするのでなおさら目立つ
英名Meadow Pipit和名は直訳したのかなあ
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マキバタヒバリは日本にも九州などに稀に現れる事があって、その際には珍鳥出現とカメラマンが群がる
僕が常々理解し難いのは、こういう極普通種を撮影するために高い交通費を使って出かける行為

この種の事ではないけど、九州に珍鳥出現と聞いて、東京から駆け付ける人も居ると聞く、信じられないなあ
それだけのお金と時間を使うなら、本来の生息地で綺麗な個体をたくさん見る方がずっと良い

アイスランドの野鳥12

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アカアシシギ
アイスランドの旅、出会った野鳥の紹介もそろそろ終盤、今回はアイスランドで一番多かった種
アカアシシギはとにかく多くて、どこに行ってもいた、英名Redshankは和名とそのまんまだ
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アカアシシギとツメナガセキレイは似ていると言ったら、多分ほとんどの人がけげんな顔をするだろう
旅する日本のバーダーならピンと来るはず、そう北海道と九州沖縄ではよく見られるのに本州では稀な旅鳥ということ

例えばこの2種を埼玉県で見ようとするなら容易な事では出会えない
もちろん共にユーラシア大陸では極普通種、でもアイスランドにツメナガセキレイはいない
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名前の通り真っ赤な脚がよく目立つ、うっかり巣に近づくと周囲を飛び回って威嚇してくる
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飛翔中の上面、次列風切の周辺がはっきりと白くよく目立つ、こういうパターンのシギは他にいない
シギチドリの識別は苦手、とか皆同じに見えるという人は多い、でも、この鳥が飛んだ時は間違う心配がない
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シギの中では繊細で美しい鳥なのだけど、声に特徴や風情がない、この点はアオアシシギに一歩譲るところ
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標識放鳥された個体がいた
僕自身アカアシシギの足輪付きを見たのは、10月での沖縄本島に続いて2回目だ
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北海道でも湿原で少数繁殖しているけど、この鳥の繁殖期に似合うのは、やはり極北の風景の中
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飛び降りてきたアカアシシギ、今回の旅行でアカアシシギは十二分に堪能できた
また関東の秋の干潟で、地味な冬羽を一羽見つけては喜ぶ生活に戻る事にしよう


プロフィール

凸凹ダック

Author:凸凹ダック
埼玉、川越市を流れる小畔川のほとりに住んでいます
近所の身近な自然や、大好きな旅行、そこで出会った鳥や生き物を紹介したいと思います

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