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今更ながら応挙の画力に驚く

3月の雨は恵みの雨、花粉の飛散が無いので外出するのが苦にならない
とはいえ野外での鳥見は出来ないので、3月21日上野の国立博物館を訪れた
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ここは日本なのか?と思えるほど外国人の入場者が多い
正面にあるユリノキは僕が子供のころにはすでに大木だった
この植物からテングアゲハの食草をつきとめた人がいたなあ、そういう探究心を持ち続けたいものだ
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展示品に鳥がいるとつい見入ってしまう、この作品の前で足がとまった
江戸期以前の花鳥画に描かれる小鳥は、普通何の仲間なのか不明な変な鳥ばかりなのだけど

これはウグイス(少なくともWarbler)である事がわかるリアルさだ
作者を見ると円山応挙、ビッグネームだ
不勉強で応挙といえば幽霊の絵をかく人、TV番組「開運なんでも鑑定団」での贋作の定番くらいの知識しかなかった
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続いて応挙の写生帳が展示されていた
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キンクロハジロ、ノゴマ、鋭い観察眼が見て取れる
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このシメなどは途上国の下手なフィールドガイドよりよほど写実的だ
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ホオジロの♂♀も描き分けている
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左下はムギマキ♂の幼鳥かな
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羽毛の一枚一枚の重なり具合まで正確に写生している
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部分部分を細密に写実に徹して描いている、この画力あっての円山応挙なのだなあ

最近は同時代の人、伊藤若冲がもてはやされているけど、円山応挙恐るべしだ
若冲はニワトリの絵は確かに凄いのだけど、花鳥画での小鳥は(写実という観点では)割と適当に描かれている
小さい部分も手を抜かない円山応挙を再認識だ、これから注視して行こう
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江戸時代の工芸品
これはハイタカにしか見えない
雨の日は博物館でインドアバードウォチングというのも悪くない
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Author:凸凹ダック
埼玉、川越市を流れる小畔川のほとりに住んでいます
近所の身近な自然や、大好きな旅行、そこで出会った鳥や生き物を紹介したいと思います

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