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ミサゴについて

四書五経の中の詩経で、今回はいきなり格調高く始まるのだけど内容は大したことないです
四書五経って何?という人のために簡単に説明すると

中国の儒教の古典で特に重要とされた教書の事で、有名な論語もこの一つ
その中の一つ詩経は古代中国の詩や歌謡を集めたもので、日本でいえば万葉集のようなもの

その詩経の冒頭の詩に登場する名誉ある鳥がミサゴなのだ

關 關 雎 鳩, 在 河 之 洲。

ミサゴが川の中州にいて、カンカンと鳴いているというもの
実にミサゴの生態を捉えている
180818misago1.jpg
いわきの海岸を南下して鮫川河口まで来るとミサゴが飛んできた
180818misago2.jpg
ミサゴはこの20年くらいで観察する機会がとても増えた、個体数が増えているのだろう
ミサゴは鷹の中の異端児で昔ミサゴ科という独立した科であった時期もある

魚を捕えるために特殊化していて最大の特徴は、足の指がフクロウのように前2本後2本でガッチリ魚を掴む事が出来る事
東南アジアのウオクイワシや、南米のミサゴノスリなど魚を主食とする鷹はいるけど、ここまで特殊化はしていない
180818misago3.jpg
目が合った、というより睨まれた

ミサゴには捕えた魚を、一箇所に保存してそれが発酵して鮨になった、という猿酒のような伝説がある
これをミサゴ鮨と言った、全国にみさご鮨という店名のスシ屋があるのはこのためだ
180818misago4.jpg
ちょっと若い♂かな
ミサゴはハヤブサと並んで分布の広い鳥で、世界中で見る事が出来る、でも最近オーストラリアの個体群は別種となった
ミサゴは頻繁にホバリングをして魚を狙う、ホバリングを行う鳥の中では最大クラスだ

この特徴から命名されたのが、何かと話題になる米軍の垂直離着陸機V22オスプレイ
Ospreyとはミサゴの英名に他ならない
180818misago5.jpg
頭上を通過して行った、近くを飛ぶと大きいから迫力がある
今回出会ったいわき市の個体はホバリングをしてくれなかった

ホバリングってどういう行動?という人のために、以前渡良瀬で撮影したミサゴのホバリング
空中の一点に停止飛行をして下の獲物を探す行動で、ホバークラフトのホバーの事だ
20151129osprey.jpg






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埼玉、川越市を流れる小畔川のほとりに住んでいます
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